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横浜DeNAベイスターズ「ハマの番長」三浦大輔 新監督就任発表!「横浜愛」グッズも発売開始

三浦新監督就任 画像提供:横浜DeNAベイスターズ

画像提供:横浜DeNAベイスターズ

横浜DeNAベイスターズは「ハマの番長」こと三浦大輔新監督の就任を2020年11月17日に発表。

今年は2軍監督として、準永久欠番となっている横浜ナンバー「18」をつけていましたが、新背番号として「81」となります。

 

 

 

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ハマの番長」こと三浦大輔新監督について

三浦新監督は1992年、ドラフト6位で横浜大洋(当時)に入団。1998年からエースナンバー「18」を背負うピッチャーとしてリーグ優勝&日本一に貢献。2005年には12勝を挙げ、最優秀防御率最多奪三振のタイトルを獲得。通算172勝を挙げました。

25年間ベイスターズ一筋。2008年にFA宣言した際、子どものころから好きだった阪神への移籍を断り「横浜が好きだから」と残留したことは往年のファンの心に強く焼き付いているのではないでしょうか。

2016年に現役を引退し、横浜DeNAベイスターズスペシャルアドバイザーに就任。2019年に1軍ピッチングコーチとして現場に復帰、今季は2軍監督を務めました。

投手出身の球団生え抜き監督は45年ぶりとのこと。「横浜愛」あふれる采配に期待します。

 

目指すのは「結束」して戦うチーム

画像提供:横浜DeNAベイスターズ

画像提供:横浜DeNAベイスターズ

三原一晃球団代表とともに、トレードマークのリーゼントスタイルで記者会見の場に登場した三浦新監督。

「来季から横浜DeNAベイスターズの監督として指揮を執らせていただくことになりました。今まで経験したことを活かして来シーズンしっかりとチームを引っ張っていけるようにやっていきますので、よろしくお願いします」と力強くあいさつしました。

 

記者からの質問に次のように回答。

Q:今のお気持ちをお聞かせください。
三浦監督:この会見場は引退の時にも会見させていただいたところ。あれから4年経ち、監督として会見できる喜びとともに責任を重く受け止めています。しっかりと前を向いてやっていきたいです。

Q:ラミレス前監督とは話をされましたか。
三浦監督:宮崎のフェニックスリーグのほうにおりましたので、まだお会いしていません。去年は1軍で一緒にやらせていただきましたので、就任のこともありますし、コミュニケーションをしっかりとって、話も聞いてみたいです」

Q:目指すチーム像、監督像を教えてください。
三浦監督:チーム内外からいろいろと見させてもらって、自分が1軍でしっかりとやっていくことは『結束』です。選手だけではなく、コーチ、スタッフ、1軍・ファーム関係なく、ひとつのチームとして結束を固めて、1年間しっかりと戦っていきたいです。

『結束』というキーワードは、今季ファームで初めて監督をやらせてもらって、自分自身初めての経験で、何もわからない状態で。コーチ、スタッフ、トレーナーの方など、みんなに助けられて1年できた、という思いがあります。

それは1軍になっても同じだろうと。自分ひとりの力ではどうすることもできないことも、コーチ、スタッフ、選手に助けてもらいながら、力を合わせれば、すごく大きな組織になっていける、と確信したので。

来シーズンも1軍・ファームしっかりと連携の取れたひとつの大きなチームとして戦えるように。そのためには『結束』ということが必要だろうと。そこを目指してやっていきたいです。

Q:2軍監督として、バント数、盗塁数はイースタンリーグトップの数字を残されました。1軍でも機動力野球を目指していきたいとお考えでしょうか。
三浦監督:必要に応じてやっていきます。あまり「これ」と決めつけないで、柔軟な姿勢で。その時に状態の良い選手をしっかりと見極めてやっていきたいと考えています。

Q:今年、首位打者を獲得する活躍を見せた佐野選手について「4番・キャプテン」を継続する方向でしょうか。
三浦監督:1軍監督として、選手ともコーチとも誰とも会っていないので、しっかり話をして進めていきたいですけれど…、今季しっかりと結果を出しましたので(4番・キャプテンをまかせる)確率は高いと思います。

Q:今季は成績は4位でBクラスでしたが、打率やホームラン数がリーグトップと、いい数字を残されました。チームとして目指すところは?
三浦監督:目指すのは優勝だけです。優勝を目指して、どうすれば選手の持つ力を最大限に発揮できるのか。それをコーチと一緒に見極めて、その試合、その試合を戦っていくことになると思います。

Q:今のチームに足りないことは?
三浦監督:うーん、足りなかったから優勝できなかったと思いますけれど…。また新しい戦力が入ってきますし、適材適所、その選手の持ってる力をどうすれば発揮できるのかをしっかりと見極めて。足りなかったこと…、野球ですので、1点でも多くとること、そして1点でも少なくすること。そこを目指してやっていきます。

Q:来季、一番必要なことは何でしょうか。
三浦監督:得点力を上げることだと思っています。いかにしてホームベースを踏むか。そこだと思っていますので、打撃コーチと相談しながら、一番(得点をあげる)確率のよい方法を探っていきたいです。

画像提供:横浜DeNAベイスターズ

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Q:以前から「監督をやりたい」「このチームを率いたい」という思いはあったのでしょうか。
三浦監督:監督というのは指導者として魅力はありました。選手としては25年やらせてもらいましたけど、指導者になるためにはいろいろと学ばないと、と。引退してからも球団からたくさんのことを学ばせてもらいました。それを監督としてしっかりと発揮できるようにしていきたいです。

Q:三浦監督は先発投手として長いイニングを投げて勝利をおさめてこられましたが、近年は先発投手が早めに降板し、中継ぎがフル回転ということが多く見られます。先発投手には完投して欲しい、長いイニングを投げて欲しいという思いはありますか。
三浦監督:「先発投手」といってもいろいろなタイプの投手がいると思うので。個々の能力もありますし、タイプもありますし。先ほども言いましたが、選手の持っている力をどのようにして発揮するのか。完投できる投手にはそのようにしてもらいますし、ショートイニングで中4日・5日で回れる選手にはそちらを求めていきますし。「先発投手だから、こうしないといけない」というものはないです。

Q:今季、ファームの監督を務めてこられましたが、1軍で活躍できる若手選手はいますか?
三浦監督:ここで個人名は挙げられませんが…、2軍では結果を残せたけれど1軍に上がって結果を出せなかった選手もいます。「1軍の壁」というのは本人が一番わかっていると思いますが。そういう若手選手が出てきて欲しいですし、出てこないとダメですから。「自分の生きる道」といいますか、自分のセールスポイントを見極めて、上がってきて欲しいなとは思います。チームですから、上がってきたら落ちないといけない選手もいますので。その競争をもっともっと激しく。競争意識を持って戦って欲しいなと。

画像提供:横浜DeNAベイスターズ

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Q:背番号が「18」から「81」となった経緯を教えてください。
三浦監督:去年は投手コーチとして、今年はファームの監督として2年間「18」をつけさせてもらいましたが、やはり「18」番はマウンドの上で投げるからこそ輝く番号だと思いましたので、監督就任を機に変えさせてもらおうと。

「18」をつける選手については、応援してくれるファンの方の空気感でわかるかなと思いますので、そういう選手が出てきて欲しいなと思っております。

Q:来季は「18」は空き番号になるということでしょうか。選手に争って欲しいと。
三浦監督:そうなると思いますね…。争うというか…、全員が全員付けたいという番号でもないと思いますし。そういった番号をつけたいという選手が出てきて欲しいな、とは思います。

Q:往年のベイスターズファンは三浦監督誕生を待ちわびていたと思います。ファンに向けてのメッセージをお願いします。
三浦監督:感動を与えるというよりも、ファンの方と一緒に戦って、感動して、喜びたいなと思っているので、皆さんの力を貸してください。お願いします。

 

 

三原球団代表コメント

画像提供:横浜DeNAベイスターズ

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三浦さんには、1軍ピッチングコーチ、2軍監督として2年間、ベイスターズを中で見ていただきました。その前にはスペシャルアドバイザーとして、海外の野球事情であるとか、知見を広げていただきましたので、いかんなく発揮していただきたいということで監督就任を要請しました。

11月に入り、南場オーナーと岡村社長と私とで正式に要請し、決定したという形になっています。

三浦さんは最も『ベイスターズらしさ』というものを理解されている方ですので、三浦さんらしく、ベイスターズ野球という個性を表現してもらえれば一番いいのかなと考えています。

契約年数は2年です。ラミレス監督の時もそうでしたし、球団として新しい監督の時はそうさせてもらっています。2年で結果をというわけではなく、三浦監督には1年でも長く務めていただきたいなという思いが強くあります。(生え抜きのスター選手が監督を務めることは)ファンの方が一番望んでいることだと思います。

三浦さんはプレイヤーとして長くやってこられた中で、野球に対する取り組み、周囲の方への気遣い、人柄的な部分で支持者が多いといいますか、周りに慕われるお人柄だというのがあります。彼がトップに立つということで「彼を男にしよう」と手助けするスタッフが大勢います。チーム一丸となって戦っていけると思います。

 

三浦大輔新監督就任記念グッズ発売スタート

画像提供:横浜DeNAベイスターズ

画像提供:横浜DeNAベイスターズ ※画像はイメージ

三浦大輔新監督就任発表に合わせて、三浦大輔新監督就任記念グッズの発売がスタート。11月17日(火)よりBAYSTORE ONLINEにて受注開始、11月18日(水)より一部商品はBAYSTOREにて発売開始となっています。

画像提供:横浜DeNAベイスターズ

画像提供:横浜DeNAベイスターズ ※画像はイメージ

www.baystars.co.jp

 

【過去の三浦大輔新監督に関する記事】

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▼2014年に先発・三浦投手の試合を観戦していました

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