横浜ウォッチャー

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横浜野菜を使ったやさしい甘さのスイーツ「ベジトルテ」野菜モチーフの動物パッケージも楽しい!

アクイラ・ウォランス「ベジトルテ」

横浜・関内のイタリアンレストラン「AQUILA VOLANS(アクイラ・ウォランス)」がつくる、横浜野菜を使ったスイーツ「ベジトルテ」。コマツナ・カボチャ・トマト・ニンジンの4種類があります。試食させてもらいましたので紹介します。

 

 

 

ベジトルテ」誕生のきっかけとは

「横浜農場 食と農のマルシェ」の様子(提供画像)

「横浜農場 食と農のマルシェ」の様子(提供画像)

アクイラ・ウォランスは、横浜公園からほど近い、ダイワロイネットホテル横浜公園 2階にあるイタリアンをベースとしたレストラン。横浜市が推進している「よこはま地産地消サポート店」に登録されており、ランチタイムでは横浜野菜を多く取り入れたサラダブッフェが、ディナータイムでは横浜野菜のバーニャ・プレートなどが楽しめます。

きっかけは、同店の上田オーナーのお母さんの「孫に喜んで食べてもらえる野菜のスイーツを贈りたい」という想いから。「大切なあの子」を思い描き、贈る人、受け取る人、そして作る人、みんなが笑顔になってほしい、そんなお菓子を作りたいとの一心で開発をすすめたそうです。

2022年11月に横浜市庁舎で行われた「横浜農場 食と農のマルシェ」では数量限定販売でしたが、この度本格的に販売開始となりました。

自然な甘さの「ベジトルテ」

ベジトルテ(全4種、各税込864円)

ベジトルテ(全4種、各税込864円)

「ベジトルテ」はコマツナ・カボチャ・トマト・ニンジンの4種類。要冷蔵なので食べる前に常温に戻すとふんわり感が戻ります。4つ並べると鮮やかな色合いがキレイです。いずれもシェフがていねいに野菜をペーストにして、熟練のパティシエが焼き上げた、野菜が持つ自然な色合いとのこと。

ベジトルテ・コマツナ

ベジトルテ・コマツナ

横浜市は小松菜の生産量がトップレベルということで「ベジトルテ・コマツナ」からいただきます。小松菜の味わいが前面に…、というものではなく、生地に混ざっている大納言の自然な甘さを感じます。緑の野菜が苦手な方でも大丈夫かと思います。

ベジトルテ・コマツナ

ベジトルテ・カボチャ

ベジトルテ・カボチャ

続いて「ベジトルテ・カボチャ」を。カボチャのやさしい甘さが前面に。栗の甘露煮がトッピングされており、ふたつの甘さがミックスされています。

ベジトルテ・カボチャ

ベジトルテ・トマト

ベジトルテ・トマト

「ベジトルテ・トマト」は、自然派トマトジュースのようなトマトの旨味・甘みを感じます。パルミジャーノレッジャーノが入っているので、10~20秒ほどレンジで温めるとおいしさアップ。

ベジトルテ・トマト

ベジトルテ・ニンジン

ベジトルテ・ニンジン

「ベジトルテ・ニンジン」は、オレンジピールがトッピングされているので、オレンジ風味が高いです。

ベジトルテ・ニンジン

いずれも、パウンドケーキと蒸しパンの中間のようなしっとり、ふんわり感で、自然な甘さが特徴です。冷えたままでも楽しめますが、常温におくとよりふんわり感がアップします。

特におすすめしたいのは「ベジトルテ・トマト」。追いチーズをしてレンジで温めれば、朝食やお酒のおつまみにも!

ベジトルテ裏面

中身の野菜をモチーフにした「動物」をパッケージに

ベジアニマルの物語が書かれたしおり

ベジアニマルの物語が書かれたしおり

パッケージデザインは、横浜野菜のおいしさを知ってほしい、野菜が苦手な子どもも喜んで食べてほしい、ギフトにもできるパッケージを、との上田オーナーの要望を受け、横浜のデザイン会社「NDCグラフィックス」が担当。ハマっこキャラクター・ブルーダルを生み出した会社です。

中身の野菜を使った動物をグラフィカルにデザインした「ベジアニマル」が描かれています。中には、それぞれの「ベジアニマル」の物語が書かれたしおりが封入されており、それを読むのも楽しいです。

2月1日から7日まで、横浜高島屋地下1階スイーツコーナーに出店されますので、試してみてはいかがでしょうか。その後は、通販や店頭での販売も予定しているそうです。

www.al-tair.co.jp

 

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