横浜ウォッチャー

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「富野由悠季の世界」を見た者は幸せである。静岡県立美術館で富野アニメの奥深さを堪能

富野由悠季の世界

いよいよ2020年12月に横浜・山下ふ頭で「動くガンダム」の展示・公開が始まります。

そのアニメ『機動戦士ガンダム』の生みの親・富野由悠季(とみの よしゆき)監督の活動を振り返る「富野由悠季の世界」展が静岡県立美術館で2020年11月8日まで開催中。

クルマでひとっ走り、見に行ってきました!

 

 

 

静岡県立美術館 外観

静岡県立美術館 外観

富野ファンにはおなじみの書き込みいっぱいの絵コンテをはじめ、企画書や手描きの設定、各作品のアニメーターによるセル画、美術設定、キャラクター設定、イラスト、名場面を抜粋した映像など約3000点の資料により、富野監督の業績を回顧する世界初の展覧会。

入口の無敵鋼人ダイターン3の模型は撮影可

入口の無敵鋼人ダイターン3の模型は撮影可

「旅立ちと帰還、対立と和解、生と死、破滅と再生」をテーマとし、6部構成となっています。

第1部 宇宙(そら)へあこがれて
(海のトリトン/勇者ライディーン/無敵超人ザンボット3)

第2部 人は変わってゆくのか?
(機動戦士ガンダム/伝説巨神イデオン)

第3部 空と大地の間で逞しく
(無敵鋼人ダイターン3/戦闘メカ ザブングル/OVERMAN キングゲイナー/ラ・セーヌの星/しあわせの王子/闇夜の時代劇・正体を見る)

第4部 魂の安息の地は何処に?
(聖戦士ダンバイン/ガーゼィの翼/リーンの翼/重戦機エルガイム)

第5部 刻の涙、流れゆくその先へ
(機動戦士Zガンダム/ガンダムZZ/逆襲のシャア/F91/Vガンダム/ブレンパワード)

第6部 大地への帰還
(∀ガンダム/ガンダムGのレコンギスタ)

フォトスポット

フォトスポット

驚いたのは、幼少期の絵画や作文の中にすでに宇宙への憧れが垣間見えること。中二病のこじらせ方がハンパないですっ!(←これホメ言葉なのよね)

宇宙に興味を持つきっかけとなった、富野監督のお父さんが戦時中に制作に関わった「与圧服(気圧変化からパイロットを保護するスーツ。現在の宇宙服にあたるもの)」の実物が象徴的に展示されていました。

 

高校時代には核廃絶に関するレポート(弁論大会の原稿?)も展示されており、『逆襲のシャア』『∀(ターンA)ガンダム』でクローズアップされる「核兵器は忌むべきものである」という考え方のベースとなっているように感じました。

 

『無敵超人ザンボット3』のストーリー草案の時点で、当時衝撃だった結末が詳細に書かれており、制作がスタートする前から最終回の構想が出来上がっていたことにも驚きです。

 

 

絵コンテが展示されている横で、そのシーンの映像が流れ、富野作品が好きな方ならば永遠に見ていられます(笑)。2時間以上滞在しましたが、すべての資料に目を通すことはできませんでした。

一般の美術展とは異なり、資料を隅から隅まで読みふける人で渋滞が発生しますので、空いているエリアから見るなど、臨機応変に観覧するとよいでしょう。

私は平日に行くことができたので入場制限はありませんでしたが、週末は待ち時間が発生するとのことですので、早めに入場されることをおすすめします。

 

静岡県にはガンプラの工場があるということで、模型の展示も豊富でした。

 

敢えて言おう、「富野由悠季の世界」を見た者は幸せである、と!

 

せっかくなので、収蔵品展、ロダン館も観覧。常時32体のロダン作品が展示されている、世界でも屈指のロダンコレクションを見ることができます。

考える人

《考える人》

地獄の門

《地獄の門》

カレーの市民

《カレーの市民》

■ 富野由悠季の世界

期間:2020年9月19日(土)~11月8日(日)
場所:静岡県立美術館
開館時間:10:00~17:30
休館日:月曜 ※11月2日(月)は開館
料金:一般 1200円、70歳以上 600円、大学生以下無料
※収蔵品展、ロダン館も観覧可
※駐車場はなんと無料。第3駐車場が一番近いです。

spmoa.shizuoka.shizuoka.jp

※終了後、富山県美術館、青森県立美術館へ巡回予定

 

展示資料を収録した「富野由悠季の世界」公式図録は「キネマ旬報社」のサイトにて通販可。

www.kinejunshop.com

公式グッズは「movic」にて販売。

www.movic.jp

 

というわけで、横浜の「ガンダム ファクトリーヨコハマ」の動くガンダム、待ちきれません!

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