横浜ウォッチャー

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ラー博「あの銘店をもう一度」第14弾 北海道・函館「マメさん」進化した幻の塩ラーメンに感動

マメさん塩ラーメン(950円)といかめし(1尾・380円)※税込

マメさん塩ラーメン(950円)といかめし(1尾・380円)※税込

新横浜ラーメン博物館(以下、ラー博)が2024年に迎える30周年に向けて、2022年7月1日から「あの銘店をもう一度」プロジェクトをスタート。過去に出店したことのある約40店舗の銘店が2年間かけ3週間のリレー形式でラー博に出店する、ラー博史上最大のプロジェクトです。

第14弾として4月4日~4月24日まで北海道・函館「マメさん」が出店。開店初日に塩ラーメンを食べてきました。

 

 

 

北海道・函館「マメさん」について

トレーディングカード(50円)

トレーディングカード(50円)

北海道・函館の「マメさん」は1968年にオープンし、1985年に閉店、復活したラーメン店です。

創業者である故・岡田芳也さんが高校生のころ、たまたま立ち寄った屋台のラーメン店「龍鳳」の味に感動し、通い続けたことが開業のきっかけとなっています。「龍鳳」の店主さんから味を学び、1968年、岡田さんは函館駅前のビルに「マメさん」をオープン。店名の「マメさん」とは、岡田さんのニックネームだそうです。

「龍鳳」の味をグレードアップさせた塩ラーメンは瞬く間に大人気となり、わずか11席の小さな店ながら、1日400杯を売る大繁盛店に。しかし、オープンから3年後、岡田さんは家業の製麺所を継ぐために「岡田製麺」へ。「マメさん」は後継者不在のため、1985年、大人気のまま閉店することになりました。

ラー博が復活させた幻の塩ラーメン

「新・函館ラーメン マメさん」ののれんがかかっていました!

「新・函館ラーメン マメさん」ののれんがかかっていました!

オープン間もないラー博が函館の塩ラーメンを調査していたとき、「昔、大繁盛していた幻の塩ラーメンがある」という情報を入手。それが「マメさん」で、店主は岡田製麺の代表取締役・岡田さんであることを突き止めます。

出店して欲しいラー博の想いと岡田さんの「マメさんを復活させたい」という想いが重なり、「新横浜着 全国ラーメン紀行」の第8弾として、2000年6月6日~2001年2月25日の期間限定店で出店することに。もともとの「マメさん」の味をベースに新たな郷土のエッセンスを加えた温故知新のラーメンであることから、ラー博での屋号は「新・函館ラーメン マメさん」でした。

ラー博での営業を終えた2001年4月には、地元・函館で帰郷オープンを果たします。2013年、函館市末広町から函館市宝来町に移転。2017年に岡田さんが亡くなられてからは、息子さんがその味を引き継いでいます。

前回出店時からの進化を感じられるスープ

「マメさん」は「あの銘店をもう一度」プロジェクトの中でも、待ち望んでいたお店の一つだったので初日に駆け付けました。11:30にお店の前に着くとすでに30分待ちに。マメさん塩ラーメン(950円)といかめし(1尾・380円)の食券を買って待ちます。

マメさん塩ラーメン

マメさん塩ラーメンの特徴は、さっぱりした味わいながらコクのあるスープ。前回出店時より洗練された味に進化していると感じました。23年前も塩ラーメンのスープとしてはマイルドでしたが、まろやかさが増した気がします。あまりのおいしさに全部飲み干してしまいました。

このスープには比内地鶏、山水地鶏の丸鶏を主体に魚介類、野菜類が大量に使われているそうです。これに昆布や帆立、カニ等、魚介の旨味を凝縮したタレを合わせてあるとのこと。表面を覆う、焦がした豚の背脂がスープを引き立てていました。

麺にはうどん用の中力粉などをブレンド。つなぎとして日高産のフノリが練りこまれており、潮の香りが味わえます。

函館ラーメンでは定番の「お麩」

具材はチャーシュー、メンマ、ネギ、そして函館ラーメンでは定番の「お麩」。旨みの詰まったスープを吸収したお麩はたまりません。良い仕事してます。

いかめし

不漁によるイカの高騰のため、いかめしは小ぶりでした。が、函館よりも安価で食べられるサービス価格で提供しているそうです。出店期間中にリピートしようと思います。「マメさん」は4月24日まで。

ごちそうさまでした

後日、リピートしました!

マメさん塩ラーメン半熟味付玉子入り(1100円)

マメさん塩ラーメン半熟味付玉子入り(1100円)

今後の「あの銘店をもう一度」プロジェクトの出店は、第15弾「支那そばや」(4月25日~5月15日)、第16弾 アメリカ「IKEMEN HOLLYWOOD」(5月16日~6月5日)となっています。また、94年組第2弾として、3月2日~7月17日まで環七「野方ホープ」も出店しています。

新横浜ラーメン博物館 概要

住所:横浜市港北区新横浜2-14-21
入場料:大人380円、小中高生・60歳以上100円 ※このほか、6ヶ月パス(500円)、年間パス(800円)があります
営業時間:平日 11:00~21:00、土日祝 10:30~21:00 ※変動する場合あり
アクセス:JR新横浜駅より徒歩5分、横浜市営地下鉄 新横浜駅8番出口より徒歩1分
URL:https://www.raumen.co.jp/

 

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