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本牧通り「奇珍楼」は100年続く町中華!極太メンマが8本入る「竹ノ子ソバ」が大人気

本牧通り 奇珍楼

JR石川町駅から本牧へ向かう山手トンネルを抜けると、見えてくる「中国料理 奇珍」の赤い看板。100年続く町中華で、テレビなどによく登場する「竹ノ子ソバ」が大人気です。

2021年3月27日にテレビ東京で放送された「出没! アド街ック天国~横浜の老舗SP~(アド街」に登場。

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昭和感じるレトロな内観

奇珍楼 店内

開店の11:30目指してお店に到着すると、10人ほどの行列ができていました。すぐに店内がいっぱいになってしまいましたが、奥の円卓のあるスペースに通されました。

 

極太メンマが8本入る「竹ノ子ソバ」

竹の子ソバ(830円)

竹ノ子ソバ(830円)

テレビなどでよく取り上げられる「竹ノ子ソバ」は、極太メンマが8本もトッピングされているしょう油ラーメンです。

以前「嵐にしやがれ町中華グルメデスマッチ」に奇珍楼さんが登場した回では、極太メンマは作るのに10日間かかるといわれていました。3mmの乾燥メンマを1週間、カットしてさらに3日間かけて水を取り替えてゆっくりと戻し、しょう油ベースの味付けをして完成。水を取り替えるのに休めないので旅行をしたことがないと、クイズにもなっていました。

竹の子ソバ

たいへん手間がかかっている極太メンマは、これまでに味わったことのない、口の中で繊維がとろける美味しさ。

しょう油ベースのスープは熱々にもかかわらず、極細・ストレート麺はのびることはありませんでした。

 

海鮮たっぷりあんかけ麺「バンメン」もおすすめ

バンメン(940円)

バンメン(940円)

バンメンは、海鮮と野菜のあんがかかった麺。スープは少な目で、やや平たいどんぶりに入っているのが特徴です。

奇珍楼では、イカ、エビ、、豚肉、タケノコ、キャベツ、ニンジン、キクラゲなど、たっぷりの具材が美しく盛られています。こちらも麺は極細・ストレート。

バンメン(940円)

 

やや甘い味付けが特徴「シュウマイ」

シュウマイ(550円)

シュウマイ(550円)

奇珍楼のシュウマイはやや甘めの味付けが特徴。自家製のシュウマイは、豚肉がベースでタマネギが入っているようです。先代からの味付けが受け継がれています。

奇珍楼メニュー

奇珍楼メニュー

 

店名は「奇珍」?「奇珍楼」?

はまれぽ.comさんの記事によると、壁に書かれている歴史の資料は少し違うところがあるのだとか。お店を開いたのは現社長・黄国栄(おう こくえい)さんの祖父・遠光(えんこう)さん。広東省から日本に来たのが1917(大正6)年で、1918(大正7)年に本牧小港町に「奇珍楼」を開店しました。

1921(大正10)年、当時の十二天に支店を開いたものの、1942(昭和17)年、戦時統制のため、港付近には外国人が住むことはできなくなり現在の麦田町に移転したそう。

店名の「奇珍」とは、「貴重」という意味の「めずらしい」を重ねたもの。看板に「奇珍」と書かれているのは「お客さんからそう呼ばれるのでそれに合わせて」ということで、正式名称は「奇珍楼」とのことです。

hamarepo.com

奇珍楼(きちんろう)概要

住所:横浜市中区麦田町2-44
定休日:木曜 ※祝日の場合は営業、前日休み
営業時間:11:30~15:00、17:00~21:00
電話:045-641-4994
アクセス:JR石川町駅もしくは山手駅から徒歩約10分

 

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