横浜ウォッチャー

All About横浜 ガイド・タナベのブログ。横浜で見た・聞いた・食べたことをさくっと綴ります。

横浜DeNA・伊藤光&山﨑が球団公式映画の舞台あいさつに登場!ヒカルの抱擁再現!?

f:id:travelyokohama:20191221123832j:plain

2019年シーズンを振り返る横浜DeNAベイスターズ公式ドキュメンタリー映像作品「FOR REAL-戻らない瞬間、残されるもの。-」が制作され、2019年12月20日(金) の劇場公開に先駆けて、先行上映舞台あいさつが横浜ブルク13で行われました。

舞台あいさつには、伊藤光選手と山﨑康晃選手が登場し、約400名のファンの前で作品の見どころを紹介し、ファンからの質問に答えました。

 

ネタバレなしのトークが繰り広げられた、2回目のトークショーの様子を詳しく紹介します。

f:id:travelyokohama:20191221124115j:plain

撮影:神宮 智咲

司会「本日の先行上映会、2回目となります。満席で、たくさんの方に来ていただけるのは、うれしいことですよね?」

山﨑選手(以下敬称略)「球場とは違って、緊張しますね」

伊藤選手(以下敬称略)「スポットライトを浴びているんで、うれしく思います。正面から見られることはないんで、野球とはちょっと違う感じがします」

司会「お二人は、今年の『FOR REAL』をもうご覧になっているということですが、いかがだったでしょうか」

山﨑「これ、ネタバレしちゃいけないんですよね? 本当に裏の裏まで映されています。選手が知らない映像もあって。選手が感情的になっているところも映っています。そこも楽しみに見ていただきたいです」

司会「『前作よりも選手に近い』と言われていましたが?」

山﨑「そうなんです。近かったですね。『あっ、こんなところも撮られてる』ところとか、ミーティングのシーンとかもあって。ここにもカメラが入っていたんだなと」

伊藤「もうヤスが言いましたね(笑)。グラウンドでプレーしているところはたくさん見ていただいていると思うんですけど、ベンチ裏とか、ロッカールームとか、知らない間に撮られているところもありました」

司会「注目シーンや見どころはありますか? ネタバレがない範囲で」

f:id:travelyokohama:20191221124431j:plain

撮影:神宮 智咲

伊藤「僕らはチームで戦うじゃないですか。選手ひとりひとりがかける思いだったり、考えていることだったり。思っていることだったり。そういうものがあるところを撮っていただいているので、チームのためにがんばる中で、僕ら個人のことも。誰がどんなことを考えて試合にのぞんでいるのか、というのがあって。そこまでは知らない選手のことを、(映像作品を通して)知ることができました」

司会「選手同士でも知らなかった思い、姿というのが描かれているのが『FOR REAL』の魅力のひとつですよね。山﨑選手はいかがでしょう」

山﨑「別れのシーンがあるんですよね……だいたい予想はついちゃうと思うんですが……、その別れのシーンの中にも『笑い』があるので。そこに注目して観ていただきたいな、と。最後に『感動の中に笑い』。これキーワードですから。『あぁ、ヤスくんが言ってたの、ここね』と、思ってもらえれば」

撮影:神宮 智咲

司会「皆さん、最後の最後まで目を離さずに。観ていただきましょう。そして今回、ナレーションをムロツヨシさんが担当されました。ムロさんは横浜ご出身で、ベイスターズのファンクラブにも入っていたそうです」

伊藤「僕はいつもテレビで拝見させていただいていますが、おもしろい役柄が多くて。でもナレーションはかっこよくて。いい意味でのギャップがあるなと。すばらしい役者さんだなと思いました。一切、お笑いなしでやられているんで」

山﨑「僕は(ムロさんと)LINEしているんで、お付き合いがあるんですけど。『ナレーション決まったよ』と、会話もしたんですけど。言われるまでわからなかったです。ホント、ナレーションをお仕事にされているみたいな、声優さんみたいな。さすがだな、と思いましたね」

司会ベイスターズ愛が、ナレーションにも込められているんじゃないかなと思いました。では、ここからは、せっかくなので質問タイムに。伊藤選手のタオルを掲げていらっしゃる方に……、マイクを」

観客「僕は、伊藤選手の抱擁を見るのが好きなんですけど。山﨑選手は勝ち試合には毎回(抱擁を)してもらっていたと思うのですが。する方・される方の感想をそれぞれ聞かせてください」

山﨑「される側の僕としては、うれしいですよ。歓喜の瞬間なんで。ぜひ、実際に味わっていただきたいです。無理なんですか? スペシャルファンサービスで」

伊藤「めちゃめちゃ来るの早かったですね(笑)」

司会「準備万端ですかね。お名前を伺ってもよろしいですか?」

観客「マツモトです」

司会「では、マツモトさん、歓喜のシーンを思い浮かべながら……」

山﨑「はい、最後、投げました。勝ちました。よっしゃってなってる……。ああ、すばらしい」

f:id:travelyokohama:20191221124320j:plain

撮影:神宮 智咲

マツモトさん「カンゲキです」

伊藤「ユニフォームは……、ヤスのユニフォームですね」

山﨑「29番じゃないんだ(笑)」

(爆笑)

司会「毎回、こんな感じで抱擁されているんですね」

伊藤「僕は、勝つことを最大の目標として、毎試合やってますから。自分で言うのも変ですけど、しんどい思いもして、いろんなことを悩んで。で、ああやって、自分の感情を爆発させてますから。気づいたらやってました」

司会「次の方! はい、そこの……、すてきなレディ……。何歳ですか? 4歳? 質問をお願いします。お母さんと一緒にどうぞ」

女の子&お母さん「好きなお菓子は何ですか?」

伊藤「好きなお菓子ですか……。トッポですね。あれって、チョコが最初から最後まで入ってるんですよ。すごくないですか?」

司会「甘いもの、チョコ系はけっこう食べるんですか?」

伊藤「はい、試合中でもチョコとか食べたり。トッポに目覚めてからはトッポです」

f:id:travelyokohama:20191222135522j:plain

撮影:神宮 智咲


司会「山﨑選手は?」

山﨑「え~、僕は……。ハッピーターン、カントリーマアム、たけのこの里、ポテトチップスコンソメ味……、もっと出ますけど、このくらいでいいですね(笑)。(観客に向かって)誰がデブや!(笑)。これ以上太っちゃうと……ね」

女の子「ありがとうございました」

司会「両手を挙げている、赤い服の方」

女性「伊藤選手の抱擁みたいな感じで、こういう時はこういうことをする、みたいな決まり事があったら教えてください」

伊藤「私もおかわり……かと思いました(笑)。あの抱擁は……、ヤスは守護神じゃないですか。勝った時に僕も喜び合いたいんですよ。で、ずっとヤスに『なんか決めてきて』って言っていて。やり方を」

山﨑「練習の時でしたよね、あれは。で、『これがいいんじゃない?』って決まったのがあの形でしたよね」

伊藤「途中から始めたんですよ。メジャーリーグって、感情を爆発させるじゃないですか。あれ、いいなぁと思って。めちゃくちゃパクったんですよ(笑)。それが始まりです」

司会「お二人のルールが、徐々にルーティーンになって……。山﨑選手は、抱擁を始めて変わってことってありますか?」

山﨑「(試合が終わった時)どうしていいかわからない時があるんですよ。だいたい握手して終わるんですけど。光さんの時は(抱擁が)勝ちパターンになって。勝った時はこれ、というのが決まってうれしかったですね」

f:id:travelyokohama:20191222135927j:plain

撮影:神宮 智咲

司会「ピンクのマフラータオルの方、どうぞ」

男性「今シーズン、お疲れさまでした。ニュースで観たんですけど、ヤスアキ選手が将来メジャーリーガーになりたいとおしゃっていましたけど、レイズに行った筒香選手と同じチームがいいか、対戦したいかを聞きたいです。筒香選手に『がんばってきて』みたいな、連絡はされましたか」

山﨑「連絡はしてないです。気持ちが通じ合っていると思うので、ベイスターズファミリーとして。LINEとかも爆発してると思うんですよ。そんな中、(メッセージを)送ってもね。なので、心のメッセージを横浜から送ってます。メジャーに関してですけど、いつかは挑戦してみたい、今は横浜の優勝しか考えられませんけど」

男性「あっ、光さんにも……。オリックスからトレードでベイスターズに来られたじゃないですか。そのトレード相手の高城選手と、同じチームになるということで、しかも同じキャッチャーということで。どういう思いか、聞かせてください」

伊藤「絶妙な質問ですねー(苦笑)。トレードは僕が決めたわけじゃないですし。何もないです。というか、チームメートとして一緒にやることに関しては、仲間なので、同じ方向を向いて勝つためにやっていきたいと思います。特別な意識はないです。ファンの方は気にされているかもしれませんが。いい意味で、僕、自分のことしか考えていないので。自分ががんばればチームのためになりますし。高城に関しては、仲間、ファミリー、そういう気持ちです」

司会「もう少し時間があるみたいなので、これで最後の最後の質問……はい、早かった女性の方」

山﨑「ゆうきゅう(=有給休暇)ですか?」

女性「あ……、学校休みました」

山﨑「今日はベイスターズ休みです(キリッ)」

女性エスコバー選手とか、海外の選手とどのようにしてコミュニケーションをとられてますか? 言葉とか」

伊藤「僕ですか? めちゃくちゃ片言な、英語みたいなもので」

山﨑「(光さんは)しゃべれますよ、マウンドとかでしゃべってますよ、英語で。めちゃくちゃ英語でコミュニケーションとってますよ」

f:id:travelyokohama:20191222135745j:plain

撮影:神宮 智咲

伊藤「ひとつ言っていいですか? 『Vamos(バモス)』しか言ってないです(笑)」

(大爆笑)

伊藤「ロッカーとかでは、ちゃんと通訳入れてしゃべったりしますよ。ある程度はわかるんですけど、話せないので。そこは通訳の方に細かく伝えてもらいますけど。あそこでは『Vamos』で十分です」

山﨑「僕は、コミュニケーションは英語です。彼(エスコバー)はベネズエラの出身なんで、だいぶ優しい英語をしゃべってくれるので。野球のことなので、英語で。筒香選手なんかは、スペイン語しゃべってましたからね。すごいっすよ」

撮影:神宮 智咲

司会「ありがとうございます。では最後に、ファンの方へ向けてメッセージをお願いします」

伊藤「今シーズンはアツイ声援、ありがとうございました。今年の悔しさをしっかり持って、オフシーズン取り組んで、また来年、ファンの皆さんと一緒に喜びを分かち合えるようがんばりますので、来年もよろしくお願いします。あっ、これから(映画鑑賞を)楽しんでください」

山﨑「今年1年ありがとうございます。たくさんヤスアキジャンプ飛んでいただいて。悔しいシーズンでした。2位という結果で終わって。ホントにわずかなところで終わりましたけど。悔しい思いをバネに、来シーズンもがんばっていきます。2月からキャンプ、3月の開幕となります。また来年も応援よろしくお願いいたします。あっ、(映画鑑賞を)楽しんでください」

司会「ありがとうございました」

 

※第1回目のトークショーの模様も掲載しました!ネタバレあり!

travelyokohama.hatenablog.jp

 

travelyokohama.hatenablog.jp

▼2018年シーズンの「FOR REAL」舞台あいさつのレポート

travelyokohama.hatenablog.jp