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横浜高島屋ギャラリーで「森 日出夫 写真展」スタート!加藤登紀子さん、余 貴美子さんらがテープカット

森日出夫写真展 横浜高島屋

横浜高島屋8階 横浜高島屋ギャラリーで、横浜高島屋開店60周年記念「森 日出夫 写真展 YOKOHAMA 1969-2019」が2019年9月4日(水)~16日(月・祝)まで開催。

森日出夫写真展 横浜高島屋森 日出夫さんは横浜生まれの写真家で、同展では、50年の軌跡の中から「横浜」にフォーカスした作品をセレクト。代表作から未発表を含む最新作まで、 約110点が展示されます。

 

森日出夫写真展 横浜高島屋オープニングセレモニーでは、森 日出夫さん(中央)、神奈川新聞社 並木 裕之社長(右から2番目)、 横浜高島屋 青木和宏店長(左から2番目)、親交のあるシンガーソングライターの加藤登紀子さん(右から3番目)と女優の余 貴美子さん(左から3番目)がテープカットを行いました。

森日出夫写真展 横浜高島屋

 

 

 

森日出夫写真展 横浜高島屋約50年、横浜の風景を撮り続けている森さん。独自の感性で「記憶を記録する」その作品は見るものに強い印象を残します。

森日出夫写真展 横浜高島屋初期から取り組んでいる横浜の港・街・人の記録 、「森の観測」シリーズやドキュメンタリー映画ヨコハマメリー」の制作のきっかけとなった写真集「PASS ハマのメリーさん」、ライフワークの一つである全身像シリーズ「I~わたし」など刺激的な作品を次々と発表。

森日出夫写真展 横浜高島屋

森日出夫写真展 横浜高島屋

森日出夫写真展 横浜高島屋

「風景が変わっても、歴史のかけらのようなものが残っていると思います。これからもいろいろなテーマで横浜を撮り続けたい」(森さん)

「森さんに撮っていただいて初めて、森さんの作られる、横浜の物語の一部になれたことがうれしいです。1枚の写真に魂を込める、その瞬間がおもしろく、刺激的でした」(余さん)

「2011年の震災後に森さんに出会い、以降の創作活動を支えていただいています。森さんが撮る横浜は、私が知っていた横浜とはまったく違う視点。刻まれてきた時の中で失われた部分もあるでしょうが、いまも気配として残してくれている街だな、と感じます。森さんと出会って、もっと横浜が好きになりました」(加藤さん)

森日出夫写真展 横浜高島屋

展示されている中で好きな作品について記者から質問され、「全身像『I~わたし』シリーズですね。長く取り組んでいますが、8×10(エイトバイテン)という大型カメラにA4サイズのフィルムを入れて撮影しますので、たいへん迫力ある作品になります。おふたりの最新作もありますので、ご覧ください」と答えました。

森日出夫写真展 横浜高島屋
▲余さんの撮影の際は、フィルムの都合で「3カットしかなかった」ことが明かされました。

 

森日出夫写真展 横浜高島屋

森日出夫写真展 横浜高島屋

森日出夫写真展 横浜高島屋

森日出夫写真展 横浜高島屋

近年は映像や音楽、詩と写真を組み合わせるなど、さまざまなアーティストとのコラボレーションにも取り組んでいます。会場内「Dark Room」では、東日本大震災後にピアニストの鬼武みゆきさんとのコラボでインターネットで発表している作品「1 minute piece “Happiness is…(私の幸せ)”」も見られます。

 

入場無料ですので、気軽に足を運んでみては。

 

■横浜高島屋開店60周年記念「森 日出夫 写真展」
日時:2019年9月4日(水)~16日(月・祝) 10:00~19:30(閉場20:00、最終日は入場17:30まで、18:00閉場)
場所:横浜高島屋ギャラリー(8階)
料金:入場無料

 

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