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ラグビーW杯日本大会開幕直前!神奈川・横浜でラグビー熱が高まるイベント続々

トロフィーツアーで展示されたラグビーW杯日本大会の優勝トロフィー「ウェブ・エリス・カップ」

トロフィーツアーで展示されたラグビーW杯日本大会の優勝トロフィー「ウェブ・エリス・カップ」


2019年9月20日(土)に開幕する、ラグビーW杯日本大会。横浜では、注目の日本代表戦や強豪チーム同士の好カード、準決勝戦、決勝戦の全7試合が横浜国際総合競技場で開催予定となっています。神奈川県内、横浜市では、ラグビー熱が高まるイベントが続々と行われています。

トロフィーツアーで展示されたラグビーW杯日本大会の優勝トロフィー「ウェブ・エリス・カップ」

8月31日(土)には、大会の優勝トロフィーである「ウェブ・エリス・カップ」を展示するトロフィーツアーが開催。神奈川県の代表的な観光地である鎌倉市の鎌倉大仏殿高徳院と、開館160周年を迎えた横浜開港資料館を巡りました。

 

高徳院でセレモニーが行われたので、見てきました!

トロフィーツアーで展示されたラグビーW杯日本大会の優勝トロフィー「ウェブ・エリス・カップ」

ウェブ・エリス・カップは、歴代の優勝チーム名が刻印されており、カップは純銀製で、金箔で覆われています。高さ472mm、重さ4.5kgあるそうです。

 

トロフィーツアーで展示されたラグビーW杯日本大会の優勝トロフィー「ウェブ・エリス・カップ」

関東学院大学出身で、ラグビーW杯4大会連続出場を果たした、松田努さん(まつだ つとむ、ラグビーワールドカップ2019アンバサダー)は、「選手の時には見ることのできなかったウェブ・エリス・カップ。たいへん貴重なトロフィーを間近に見られるとは」と、感想を述べました。

トロフィーツアーで展示されたラグビーW杯日本大会の優勝トロフィー「ウェブ・エリス・カップ」
▲セレモニー後はフォトスポットも用意されました

 

吉田義人さんのスペシャルトークショーの様子

9月1日(日)には、横浜高島屋正面口前の横浜駅西口駅前広場で、元ラグビー日本代表の吉田義人(よしだ よしひと)さんによるスペシャルトークショーが開催。

 

初のアジア開催となるラグビーW杯日本大会の見どころや注目選手など、貴重なトークが繰り広げられました。

吉田義人さんのスペシャルトークショーの様子

アジア初、日本でラグビーW杯が開催されることについて「まだ信じられません!」。野球、サッカーと比べると、人気のスポーツではなく、子どもたちのチームも少ないです、と話す吉田さん。「ラグビーはすばらしいスポーツであることを伝えたくてしょうがない。2年前も横浜高島屋の屋上でトークショーをさせてもらったが、こんなに人は集まらなかったです」と、当時を振り返りました。

吉田義人さんのスペシャルトークショーの様子

日本代表と対戦するアイルランド(世界ランキング3位)には、最長身選手(2m10cm)の選手が、そして最重量選手(160kg)はフランスにいるそう。「そんな身体の大きな選手たちが、どたどた走るわけじゃないですよ。ものすごいスピードで走りながら、身体と身体を真正面でぶつけ合うわけですから。すごい迫力ですよ。ぜひ間近で体感していただきたいです」(吉田さん)。

 

「ラグビーは陣取り合戦。相手が守っている背後にボールを運んでいったら勝ち。15人で70mの陣地を守らないといけない。これが大変なんですよ。人もボールもダイナミックに動かす。こういうラグビーが観てておもしろいし、最先端のラグビーの闘い方ですよ」と、ラグビーの魅力について紹介。

吉田義人さんのスペシャルトークショーの様子

ラグビーというのは自己犠牲のスポーツ、と力を込める吉田さん。日本代表に選ばれた31選手について「サムライ魂を込めて、闘ってくれると思います。すばらしいチームになりました」と続けました。

 

キーマンについて聞かれた吉田さんは、キャプテンのリーチ・マイケル選手と司令塔・田村優選手の2名を挙げ、それぞれ次のようにその理由を語りました。

 

リーチ・マイケル選手「前回大会でもキャプテンをつとめ、今回もキャプテンをつとめます。ニッポンの闘将。2大会連続でキャプテンをつとめるのは、日本代表チームでは初めてのこと。特攻隊長で攻め込みますからね。彼の後ろ姿に鼓舞されて、チームが『リーチを助けてやるぞ』という気構えになるんです」

 

田村優選手「絶対的支柱。すばらしいタックルで(試合を)コントロールしますから。強いチームにはすばらしいスタンドオフがいます。田村選手も世界に通用するスタンドオフに成長しました」

 

最後に、吉田さんは日本大会開催に向けて「“Welcome to Yokohama(ようこそ横浜へ)”の気持ちで、世界各国から日本を訪れるラグビーファミリーに手を振っていただきたいです。日本はすばらしい国だった。また日本に来たい、と思っていただけるように」と、来場者に向けてお願いし、トークショーを締めくくりました。

 


▲横浜高島屋正面口近くにはフォトスポットが設けられました
 

チケットが取れなかった方も、みなとみらいの臨港パークに設けられる“ファンゾーン”では、48試合中32試合を日本大際球の大画面で生中継する予定となっていますので、ぜひお出掛けください。

 

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