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神奈川県とそごう・西武が一体となって「未病改善」に向けてアプリ配信で連携

神奈川県とそごう・西武が「未病改善」に向けてアプリ配信で連携することを発表しました。そごう・西武が2018年11月1日(木)に配信予定の新アプリ「beauty24」と「マイME-BYOカルテ」とデータ連動し、産官協同で、未病改善活動の充実を図ります。

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▲記者発表会に登壇した、そごう・西武 林 拓二代表取締役社長(左)と黒岩祐治 神奈川県知事(中央)。右はアプリ「マイME-BYOカルテ」宣伝本部長をつとめる県のキャラクター『かなかなかぞく』のかなぼう(2018年10月24日撮影)

 

「未病」とは、健康と病気の間を連続的に変化する状態を指し、神奈川県では、未病改善に向けて、自身や家族の健康情報を一覧で記録管理できるアプリ「マイME-BYOカルテ」を2016年に配信スタート、普及拡大を進めています。

 

そごう・西武が配信するアプリ「beauty24」は、年齢や環境とともに変化する、美と健康の悩みをサポートするもの。身長・体重といった基本的な健康診断データを入力して健康年齢を算出できるほか、スマホのカメラを使って血流を計測し、交感神経と副交感神経のバランスからストレス度合いを判定できる機能を実装しています。

 

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▲画面イメージ(記者発表会にて)

 

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▲画面イメージ(画像提供:そごう・西武

 

11月1日に配信予定の「beauty24」は無料β版として、iOS向けのアプリとなっており、2019年3月には無料版として食事記録や睡眠測定などの機能を追加、9月には改善メニュー提案や歩数記録、整理日記帳、血液検査記録などができる有料版へと移行する予定となっています。

 

2020年3月以降、専門家によるアドバイスやAIによる学習といった機能を付加し、「マイME-BYOカルテ」との双方向連携やアンドロイド版を配信したい、としています。

 

そごう横浜店内の「キレイステーション」利用客を中心に「beauty24」の普及を進めるほか、そごう・西武の従業員をはじめ、セブン&アイホールディングスグループ内従業員への普及を進め、健康管理など「健康経営」の取り組みに活用していく考え。2021年3月時点で40万ダウンロードを目指します。

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▲アプリ「beauty24」について説明する、そごう横浜店 篁(たかむら) 富夫店長(2018年10月24日撮影)

 

未病改善活動はアプリ内に留まらず、そごう横浜店「キレイステーション」では12月以降より、神奈川県が主催する「未病産業研究会」会員企業と連携し、通常百貨店での取り扱いがない製品の販売やコンサルティングを期間限定で実施するほか、「神奈川 ME-BYOスタイルアンバサダー」によるワークセミナーといった「beauty24」のアプリユーザーが体験可能な美と健康に関するイベントを店内で実施する予定です。

 

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記者会見に登壇した、そごう・西武の林拓二代表取締役社長(写真左)は「近年、年齢にとらわれず、自分らしく個性を出していきたいという『美と健康』に対するニーズの高まりを感じています。そのベースは健康であってこそ。神奈川県が力を入れている未病改善の取り組み『マイME-BYOカルテ』と親和性が高いプラットフォームづくりでお手伝いできることは、当社のブランドイメージを高めるチャンスととらえております」と、新アプリに対する意気込みを話しました。

 

▼「beauty24」アプリのダウンロードはこちら ※iOS

www.sogo-seibu.jp

 

www.pref.kanagawa.jp

www.sogo-seibu.jp

 

 

 

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