横浜ウォッチャー

All About横浜 ガイド・タナベのブログ。横浜で見た・聞いた・食べたことをさくっと綴ります。

北海道の利尻島からはるばるラー博へ!利尻昆布をふんだんに使うラーメンの味とは?

新横浜ラーメン博物館(以下、ラー博)に3月1日、新店がオープン! 北海道にある離島のひとつ、利尻島からやって来た「利尻らーめん味楽(みらく)」です。本店へ行くには、飛行機とフェリーを乗り継いで8時間、しかも営業時間が2時間半と短いため、日本一(?)食べに行くことが難しいといわれているラーメン店。担当者が何度も足を運び、誘致したそう。高級とされる利尻昆布を惜しげもなく使う、ラーメンの味とは?

 

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▲焼き醤油ラーメン(900円)とトッピング用とろろ昆布(100円)

 

看板メニューは「焼き醤油ラーメン」。昆布の旨みが凝縮したスープと豚骨、鶏ガラ、野菜を煮込んだスープをブレンドしたスープがベースで、注文ごとに中華鍋で醤油ダレを焼く「焦がし醤油」を合わせてあります。スープをひと口すすると、濃いながらも昆布の旨みがギュッと凝縮されていて、もうひと口飲みたくなってしまいます。あっさりかと思いきや、油たっぷり!

 

f:id:travelyokohama:20170308004001j:plain▲麺は北海道のラーメンでおなじみ、中太の黄色い熟成縮れ麺。西山製麺のものですね。ツルンとしていてコシがあります。具材は、チャーシュー、もやし、メンマ、ネギ、味付けした利尻昆布

 

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▲トッピングのとろろ昆布は、半分ほど食べたあたりで投入。とろみ、旨みはこれまで味わったことがないほど強い! さすが、利尻昆布! 徐々に旨みが広がっていく、最強の「味変」アイテムかも

 

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仕入れた昆布は3年間熟成させ、より旨みが凝縮されたものを使っているそう

 

実は「利尻昆布」には、利尻産以外に礼文産、稚内産などがあり、利尻産のものは特に粘りととろみが強いことから高値(1枚3500円以上)で取り引きされているとのこと。しかも、京都の料亭や関西の昆布問屋がまとめて買い付けるため、市場に出回ってる「利尻昆布」は礼文産、稚内産なんですって。

 

店主・江刺家(えさしか)さんの親戚が昆布漁をしていることから、通常価格よりかなり安価で仕入れることができるので、利尻産の利尻昆布をふんだんに使っても、この価格でラーメンが提供できるとのこと。なるほど、「ミシュランガイド北海道 2012 特別版 ビブグルマン(=コストパフォーマンスに優れているレストラン)に選ばれるわけですね!

 

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▲気が付いたら、スープを最後まで飲み干していました! 利尻昆布にノックアウト! よくぞ、ラー博へ、はるばるやって来てくれたものよ! ありがとう!!

 

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▲江刺家(えさしか)夫妻。「ラー博でがんばるぞ!」のポーズ

 

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▲オープン日には、利尻島のゆるきゃら・りしりん(プロフィールは⇒こちら)も駆けつけました

 

ごちそうさまでした! 次は、シール付きミニラーメンを食べに行かなくっちゃ……!

 

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