横浜ウォッチャー

All About横浜 ガイド・タナベのブログ。横浜で見た・聞いた・食べたことをさくっと綴ります。

いよいよ開幕!ガーデンネックレス横浜2017 里山の魅力が感じられる「里山ガーデン」へ

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都市緑化がテーマの国内最大規模の花と緑の祭典「第33回 全国都市緑化よこはまフェア」が3月25日から6月4日まで開催。愛称は「ガーデンネックレス横浜2017」で、開港の歴史をともにつくりあげてきた公園緑地や都心臨海部の花や緑による美しい街並み、自然豊かな里山など、横浜ならではの魅力にさらに磨きをかけて、「ネックレス」のようにまち、人、時をつなぎあわせていこうするものです。

メイン会場は、都心臨海部の「みなとガーデン」と郊外の「里山ガーデン」の2ヵ所。「緑豊かな横浜」を会場コンセプトとし、市内最大級の花壇やアスレチックなどを展開する「里山ガーデン」を紹介します。なんと、入園は無料! ※画像は内覧会のようす。2017年3月23日撮影

ウェルカムガーデンは「園芸王子」三上真史さんがデザイン

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▲ウェルカムガーデンは広報親善大使の三上真史さんがデザイン

 

場所は、よこはま動物園ズーラシア北門バス停からすぐ。正面入口を入ると「正面入口広場」になっていて、ウェルカムガーデンが迎えてくれます。広報親善大使で「園芸王子」として親しまれているタレントの三上真史さんがデザインし、植え付けもされたとのこと。ビオラ、キンギョソウ、ラナンキュラス、デイジーなどが使われており、優しいイメージとなっています。シンボルキャラクター「ガーデンベア」のフォトスポットも。キッチンカーでのフード販売もあります。

一番の見どころは市内最大級1万平方メートルの「花畑」

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正面入口広場から「森の空中散歩道」を抜けていくと、横浜の花で彩る大花壇が見渡せる「花の見晴らしデッキ」に到着。横浜市内最大級となる約1万平方メートルの花畑が広がっています。

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横浜市産のパンジー、ビオラをはじめ、約50種類10万株の草花で埋め尽くされ、巨大なキャンバスに。デッキから全景を見渡した後は、花畑の中を歩きながら間近に鑑賞してください。起伏がついているので、歩きながら少しずつ見え方が変化します。この辺りは電線がないので、横浜とは思えない!

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▲横浜産のパンジー、ビオラは国内でもトップクラスの出荷量を誇るそう

 

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▲大花壇の中に「ハート」が隠れているので探してみて。幸せになれるかも!

 

谷戸の地形を生かした、菜の花畑とカキツバタ園

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▲森の中の散策路「森の小径(こみち)」

森の小径を抜けていくと、谷戸の地形を生かした菜の花畑とカキツバタ園に到着。4月中旬までは菜の花が、5月上旬からはショウブ、カキツバタが楽しめるエリアです。どこか懐かしい雰囲気の谷戸の風景が広がります。

4月下旬からは鯉のぼりの展示も。菜の花畑の向かいは「花の里山」となっており、サクラ、レンギョウ、ユキヤナギ、ヤマブキなどの春の花木が華やかに彩ります。国の天然記念物で日本五大桜でもある「根尾谷淡墨ザクラ」「石戸浦ザクラ」といった珍しいサクラも植えてあります。

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▲森の小径には、市内の中学生が制作した蝶の木工アートが樹木を彩ります

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▲ところどころに「ガーデンベアをさがせ」スポットが

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▲ショウブ、カキツバタは5月上旬~6月上旬に花を咲かせます

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▲懐かしい雰囲気の菜の花畑は4月中旬まで

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▲「パークトレイン」(1回200円 ※3歳より)は、正面入口広場駅~グランピングサイト駅~東入口駅間で運行

横浜らしい森の楽しみ方を提案「グランピングサイト」

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流行の「グランピング」が楽しめるエリア。グランピングとは、グラマラス(Glamorous=魅力的な、豪華な)×キャンピング(Camping=キャンプする)の造語で、ラグジュラリーなアウトドア体験をすること。ダッチオーブンなどを使ったアウトドア料理教室や、レザーを使ったものづくり、スラックラインフィットネスなどの有料プログラム(要予約)と火起こし体験や丸太切りなど予約不要の無料プログラムなど、さまざまなアウトドア体験ができます。「MORI café」では、ガーデンベアのパンケーキやカレーなどの販売も。

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▲ラグジュアリーなテント

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▲火起こし体験など当日参加可能な無料プログラムもいろいろ

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▲ハンモックとスラックラインのアクティビティが体験できるエリア。スラックライン フィットネスは要予約(2000円)

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▲ガーデンベアカレー(700円)

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▲オーガニックコーディアルソーダ (500円)

自然の樹木を使った「フォレストアドベンチャー」

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樹木の間にワイヤーをはり、安全器具を身につけて、木々の間を冒険するアスレチックが楽しめるエリア。森を上から眺めるという、新鮮な感動に出会えます。利用は予約制で、WEB予約枠と当日予約枠があります。大人、子どもともに1回1000円。子ども用の無料の遊具も設置。

※内容、予約、身長制限などくわしくは⇒こちら

 

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▲かなりのスピードで滑空!

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▲フォレストアドベンチャーから正面入口まで「どうぶつプランター」が並びます。横浜市内の児童、生徒が制作

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▲ショップで横濱ありあけハーバーの新商品「ミルク抹茶」を発見

 

これだけの広大なガーデンにもかかわらず、入園は無料(アトラクション、飲食等は有料)。感動の風景が広がる「里山ガーデン」で、緑豊かな横浜を身体いっぱいで感じてください。

ガーデンネックレス横浜2017 「里山ガーデン」

期間:2017年3月25日(土)~6月4日(日)
時間:9:30~16:30
アクセス:鶴ヶ峰駅、三ツ境駅、中山駅から「よこはま動物園ズーラシア北門行」のバスで終点下車 ※土日は別ルートもあり。くわしくは⇒こちら

 

▼もうひとつのメイン会場「みなとガーデン」の紹介はこちら

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▼みなとガーデン グランモール公園の光の演出はこちら

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