横浜ウォッチャー

All About横浜 ガイド・タナベのブログ。横浜で見た・聞いた・食べたことをさくっと綴ります。

根岸森林公園はウメが見ごろを迎えています! 2月17日時点の咲き具合

根岸森林公園では、約300本のウメが植えられています。2月17日時点で多くのウメが見ごろを迎えていました!

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▲梅林は、ほぼ見ごろに。まだつぼみの木もあり、まだまだ楽しめそうです
 
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▲菜の花の花畑
 
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馬の博物館横のしだれ梅は見ごろ過ぎ
 
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広々と気持ちよい根岸森林公園。ウメを愛でに訪れてみては。
 

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三溪園でもウメが楽しめます

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▼ウメの次はサクラ!

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ホテルニューグランドで開業90周年プレ・イヤー企画イタリアンビュッフェ開催

横浜を代表するクラシックホテルであるホテルニューグランドは、2017年12月1日に開業90周年を迎えます。11月までを「開業90周年プレ・イヤー」とし、さまざまな記念イベントを開催予定です。

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ホテルニューグランド開業90周年ロゴ。伝統と歴史を表現したクラシカルなデザイン(画像提供:ホテルニューグランド

 

開業90周年プレ・イヤー企画として、本館1階にあるイタリアンレストラン「イル・ジャルディーノ」で「産地と技の饗宴~富山フェア~イタリアンランチビュッフェ」が2月1日から始まりました。3月15日までの期間限定で、富山の食材(とやまポーク、米粉)を使ったメニューが味わえます。前菜とデザートはビュッフェ形式で、パスタとメイン料理は6通りの組み合わせから好きなメニューを選べるというもの。さっそく女性3名で、女子会ランチを楽しんでまいりました!

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▲店名はイタリア語で「庭」という意味。テーブルからはホテルの美しいパティオ(中庭)がのぞめます

 

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f:id:travelyokohama:20170209145525j:plain▲前菜・サラダ・デザート・焼き菓子・ジェラート・パン・ソフトドリンクなど30種類のメニューがビュッフェで楽しめます

 

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▲鯵のカルピオーネ

 

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▲生ハム、サラミなど、好きなだけどうぞ!

 

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▲フリッタータ

 

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▲サラダコーナーも充実。お好みの味付け、組み合わせで楽しんで

 

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▲デザートは別腹♡ ニューグランド伝統のデザート「カクテルドロワー」

 

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ジェラート、ソルベもいろいろ。手前の「バジル&オリーブ」は超おすすめ!(メニューは期間によって変わります)

 

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▲富山の米粉を使った焼菓子。カリッとした食感が楽しめます

 

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▲イル・ジャルディーノ冨澤料理長。ニューグランド伝統の味とスタイルを継承し、「正統派イタリアンをカジュアルに」を守りつつ、旬の食材にこだわった料理を提供

 

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▲前菜だけで大満足のボリューム! 通常時に提供しているアラカルトメニューもラインナップしているとのこと。お得感も満載

 

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▲パスタは3種類(この日は、とやまポークのサルシッチャと野菜のスパゲッティ<ロッソまたはビアンコ>、スパゲッティ ペロンチーニ、サーモンクリームのペンネ)から、メインは魚、肉料理のどちらかが選べます。3人とも「富山フェア」の食材が食べたい!ということで、「とやまポークのサルシッチャと野菜のスパゲッティ」をソース違いでチョイス。野菜がたっぷり使われているのがうれしいですね!

 

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▲もちろんデザートは別腹♡ どれも甘さ控えめでいくらでもお腹におさまってしまいます(汗)

 

時間もたっぷり、おしゃべりしながら、イタリア各地の伝統料理の数々を堪能いたしました。「イル・ジャルディーノ」でのビュッフェはイベント時にしか行われませんので、この機会にぜひお試しあれ。3月15日まで、できれば予約をおすすめします。

 

  • 産地と技の饗宴~富山フェア~イタリアンランチビュッフェ

期間:2017年2月1日(水)~3月15日(水) ※貸切営業日を除く
場所:本館1階 イタリアンレストラン「イル・ジャルディーノ」
時間:第1部11:15~13:00(最終入店12:00)、第2部13:30~15:15(最終入店14:15)
料金:平日 大人(11歳以上)3888円、土日祝 大人(11歳以上)4212円(いずれも税込、サ料別途)※3歳までは無料、4歳~10歳までは半額で提供
予約、問い合わせ:045-681-1841(代表)、オンライン予約は⇒こちら

 

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キリンビール会社創立110周年! かつて本社は横浜に!? 2017年事業方針合同発表会

1月25日、横浜・神奈川に拠点を置くキリングループ各社の2017年の事業方針合同説明会が開催されました。各社の代表による、2016年の振り返りと2017年の事業方針を伺ってまいりました。

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▲2016年はキリンビール横浜工場限定醸造一番搾り 横浜づくり」が大ヒット! 2017年は4月25日、5月23日に発売予定

 

キリンビール創業地 横浜&神奈川の新しい発表に注目

 キリンビール株式会社首都圏統括本部の臼田執行役員統括本部長は、冒頭のあいさつで「2017年はキリンビール株式会社が会社創立110周年を迎える年。横浜はキリンビール創業地であり、日本のビール産業発祥の地でもあります。実は、キリンビールが1907年に創業した時は工場だけで、販売は明治屋さんに委託しておりました。それから20年後、1927年に自販を開始したのですが、その時に全国に本店・支店を設置いたしました。本店として登録されていたのが横浜。もともとは横浜が本社だったというわけです。

 

現在、キリンビール横浜工場、キリンビバレッジ湘南工場、そしてメルシャン藤沢工場と、グループ各社の最重要拠点が横浜・神奈川に集結しています。最重要拠点というのは、何か新しいことをはじめる拠点でもあります。今年も各社の新しい発表にご注目ください」と述べました。

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▲横浜・神奈川に拠点を置くキリングループ各社の2017年の事業方針合同説明会に登壇された方々

 

一番搾り 横浜づくり」がビール売り上げのけん引役に

次に、キリンビール横浜支社の藤本支社長が登壇。「2016年の横浜支社のビール類販売実績は、前年比マイナスでした。が、『一番搾り 横浜づくり』がけん引役となり、ビール単体ではプラス1.1%、一番搾りブランドだけではプラス2.8%となりました。

 

2017年は、ビールカテゴリの魅力化、発泡酒・新ジャンルカテゴリーの復権を柱に、お客さまに驚きと感動を提供できるような【Quality with Surprise】というメッセージを込めて、ブランド育成や企業活動を行い、お客さまの共感や支持を獲得してまいりたいと思います。『一番搾り』『クラフトビール』を中心に、さらに魅力あるビールカテゴリにすることで、多様なニーズに応えてまいります

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キリンビール横浜支社 藤本支社長

 

今年の『一番搾り 横浜づくり 横浜工場限定醸造』は、4月25日、5月23日に発売を予定しており、すでに予約受注活動を始めております。横浜づくりで浜風を感じながら、開放的で新たな発見ができる「コト体験」を充実させるためのイベントや施策を検討中です。

 

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横浜発祥のキリンビール創立110周年記念として『横浜づくりに乾杯! 船便で行く! 横浜工場見学ツアーご招待キャンペーン』を2月10日から実施します。ハガキまたはインターネットのいずれかでクイズにお答えいただき、合計で55組110名さまをご招待いたします。昨年、海上ルートでお越しいただける桟橋が完成いたしましたので、海上ルートで横浜工場へ来ていただき、出来立ての横浜づくりとランチ、もしくはディナーを楽しんでいただくという内容になっております。横浜づくり発売開始の4月25日と翌26日、3回に分けてご招待いたします。

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クラフトビールをブームで終わらせない新提案「タップ・マルシェ」

クラフトビールの新しい楽しみ方として、『タップ・マルシェ』を提案いたします。タップ・マルシェは取り扱いが簡単な小型多品種ディスペンサーで、3リットルの小型ペットボトル容器を設置します。8種類のクラフトビールから4種類を選んでいただき、設置することができます。首都圏(1都3県)の飲食店1000店での取り扱いを目指します。

 

タップ・マルシェの提案は、クラフトビールをブームで終わらせることなく、カテゴリとして拡大、確立していくために、より多くの方にクラフトビールを体験してもらう場を提供しようというものです。

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▲「タップ・マルシェ」は取り扱いが簡単な小型多品種ディスペンサー。3リットルの容器を4種類設置可能

 

「のどごし<生>」ブランドで発泡酒ジャンルの復権を

発泡酒のカテゴリでは『のどごし<生>』を日常を明るく元気にする、頑張る人を応援するブランドとして、お客さまに共感いただける商品となるよう、コミュニケーションを展開します。4月18日に麦100%の『キリン のどごし スペシャルタイム』を新発売し、新たな価値を提案、発泡酒ジャンルの復権をめざします」

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▲2017年は「のどごし<生>」で新ジャンル復権をめざす

 

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生麦移転90周年の節目を終え「点」から「面」へ

続いて、キリンビール横浜工場の勝間田工場長が登壇。「2016年は横浜工場が山手から生麦に移転、操業開始から90周年ということで、いろいろなことをいたしました。広報施設(=工場見学施設)の25年ぶりのリニューアルをはじめ、キリン桟橋の建設、臨海部の東芝さま、森永さまとコラボした工場見学イベントの開催、そして京急さまにご協力いただいたビール電車の走行など。地域の皆さまに“感謝”の気持ちをお伝えする1年となりました。

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キリンビール横浜工場 勝間田工場長

 

2017年は工場見学という「点」ではなく、敷地全体を通じた「面」として機能するよう、取り組んでいきたいと考えております。昨年10月に新しくなった工場見学を核として、レストラン(ビアポート、スプリングバレーブルワリー横浜)、ビールづくり体験教室、ノミモノ・ラボ(展示施設)、ビオトープを含む緑地等、工場全体の魅力向上を図ってまいります。また、キリン桟橋を使っていただく海上交通の活性化、SAGES(社会環境貢献緑地評価システム)の認証や緑の都市賞(国土交通大臣賞)などをいただいた緑化の取り組みも引き続きすすめてまいります。また、先端エネルギー実証実験への参加として水素フォークリフトの導入も7月ごろに予定しております」

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▲緑がいっぱいのキリンビール横浜工場のエントランス

 

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注力ブランドは「生茶」「午後の紅茶」「ファイア」

キリンビバレッジの岩﨑首都圏第二支社長が登壇。「2016年は『生茶』のリニューアルが大成功し、年初目標の1.5倍となる2620万ケースを販売いたしました。そして、30周年を迎えた『午後の紅茶』が大台の5000万ケース出荷を達成することができました。『ファイア』は10月のリニューアル以降、いい流れになってきました。また、収益率の高い缶小型ペットボトルが好調でした。これは安売りだけでなく、全員が収益を意識しながら活動できた成果であったと思います。

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▲キリンビバレッジ 岩﨑首都圏第二支社長

 

2017年の市場環境につきましては、特に健康への意識が高まっていると。減塩、カロリーゼロとか。また、単身世帯や高齢者などの少人数世帯の増加で「小容量」「こだわり」といった商品にチャンスがあるのではないかと考えております。方針といたしましては、昨年に引き続き、「利益ある成長」の実現に取り組んでまいります。

 

注力ブランドですが、『生茶』『午後の紅茶』『ファイア』の3つになります。そして“健康”を軸としたブランドにもチャレンジします。『Mets』『世界のKitchenから』は現状維持ですすめます。

 

自動販売機につきましては、2015年7月に専門会社を立ち上げまして、以降、自動販売機専用商品を販売しております。4月以降、LINE社とコラボし、LINEでポイントが貯まるという、自販機ならではのサービスを展開予定です。

 

販売目標ですが、市場は前年比並みではないかと予想されております。弊社としては、30万箱増の予定で取り組んでまいります。

 

湘南工場につきましては、工場見学1周年記念、夏休み自由研究特別ツアー、午後の紅茶30周年記念イベント等の開催などのイベントを開催し、工場見学開始以来、初めて年間来場者2万人を突破いたしました。2017年は目標を1万8千人とし、大人向け特別ツアーなどの開催、午後の紅茶グッズの販売を予定しております」と、2016年の振り返りと2017年の取り組みについて発表されました。

 

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キリンビバレッジの注力ブランドの具体的な計画は次の通り。

 

自動販売機用(430ml)、手売り用(300ml)のペットボトルもグリーンボトルを展開

味についてはブラッシュアップしていく

「あけてびっくり生茶箱キャンペーン」を展開(3月~4月)

生茶を実際に体験できる「生茶 Factry Cafe(仮称)」オープン(時期未定)

カフェインゼロ商品をリニューアル「生茶デカフェ」発売(5月)

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▲リニューアルが大成功をおさめた「生茶

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基盤4アイテム(ミルクティー、ストレートティー、レモンティー、おいしい無糖)を軸に、新商品を提案

「おいしい無糖」リニューアル(4月4日)

これまでにない新商品を次々と発売予定

「紅茶体験ショップ」の出店

デジタルコンテンツを活用した「紅茶の楽しみ方」の提案

季節ごとに紅茶の良さを伝える広告メッセージを発信

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▲神奈川県などとコラボした、ご当地限定デザインボトルを2017年も引き続き展開予定

 

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▲「グリコ ポッキー」とのコラボシリーズ第3弾商品は2月21日から新発売。甘酸っぱいいちごの風味が特長の「午後の紅茶 いちごティー」とバニラ風味豊かなチョコレートをまとった「ポッキー<クリーミーバニラ>」が合わさると、まるでショートケーキのような味わいに!

 

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  • ファイア

10月のリニューアル販売以降、好調に推移

「エクストリームブレンド」「挽きたて微糖」をメインアイテムとして育成

100万本サンプリング第2弾を実施

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▲昨年10月にリニューアルした「ファイア」。2月11、12日にクイーンズスクエア横浜 クイーンズパークにて、100万本サンプリング第2弾「ファイア エクストリームブレンド(写真右)」を実施。オープニングイベント(2月11日 10:30受付開始、11:00スタート)には、元 プロ野球選手 高木 豊氏が来場予定

 

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  • サプリシリーズ

健康分野へのチャレンジとして「サプリシリーズ」を展開

第一弾「サプリ レモン」2月14日新発売

順次ラインナップ追加予定
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▲サプリシリーズ第一弾「サプリ レモン」は2月14日新発売。一時的なストレス軽減、日常生活等の疲労感軽減が期待できる「テアニン」と「クエン酸」の効果に着目した商品

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ワイン市場は数少ない成長市場、幅広いニーズに応えたい

最後に、メルシャンの高谷執行役員藤沢工場長がワイン市場の動向や藤沢工場の今後の展開について発表。「ワイン市場は右肩上がりで、数少ない成長市場です。2016年は『山梨・勝沼でつくっている日本ワイン、シャトーメルシャンをフラッグシップブランドとして成長させる』『注力ブランド(カッシェロ・デル・ディアブロ、おいしい無添加)をしっかり売っていく』『若い方に向けてすそ野を拡げる商品(ギュギュっと搾ったサングリア)をしっかり売っていく』といった活動をいたしました。その結果、ワイン市場自体は横ばいだったのですが、当社としてはワイン合計で前年比プラス1%703万箱を出荷することができました。

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▲メルシャン 高谷執行役員藤沢工場長

 

2017年も引き続き、市場全体の持続的な拡大をめざし、お客さまのニーズに合ったワインを提案してまいります。日本ワイン『シャトー・メルシャン』、中価格帯のチリワイン『カッシェロ・デル・ディアブロ』、お手頃な『おいしい無添加』、また、メルシャンならではの輸入ワインの新ブランドも立ち上げたいと考えております。ワインのある生活をより浸透していくために、さまざまな飲用シーンを充実させていきます。

 

2016年は藤沢工場を少量多品種に対応する製造ラインに更新しましたが、今年も引き続き、約10億円かけて製造ラインの更新、再編成、製造棟を増築します。お客さまの多様なニーズにお応えできる製造体制を整えます。

 

また、工場がある藤沢市とともに『日本一のワインの街』を合言葉に、藤沢の活性化やワインの魅力拡大に取り組みました。藤沢ワイン祭り2016や藤沢マイスターである滝沢英明による出張ワインセミナーなどを開催いたしました。今年ももっと『キュンとするまち。藤沢』に取り組んでまいります」

 

メルシャンの注力ブランドの具体的な計画は次の通り。

 

  • 日本ワイン『シャトー・メルシャン』

「日本ワインの発祥」を訴求

山梨・勝沼に民間の会社として1877年に立ちあがり140年を迎えることをPR

3年後、4年後にいいワインが作れるよう、甲州などに新規ブドウ園を開拓

www.chateaumercian.com

 

2015年比2倍の13.5万箱出荷をめざし、中価格帯ブランドとして育成

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  • おいしい酸化防止剤無添加ワインシリーズ

手に取っていただけるようなパッケージデザインに変更

味わい向上(赤、ふくよか赤、白、ジューシー赤、ロゼ)

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  • ボン・ルージュ

人気の有機ワインをお手頃な価格で提供するため、有機ブドウ100%使用「オーガニック」を新販売(3月7日より)

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  • ギュギュっと搾ったサングリア

若い方にワインのすそ野を拡げる商品として開発

女性が開発に貢献した商品として「神奈川なでしこブランド2017」に認定されたことをPR

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▲アルコール度数は高めながら、フルーティーでリッチな果実感が女性に人気。スパークリングタイプは昨年11月に登場

 

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  • 新ブランド「ワールド・セレクション」

四天王のひとり(←高谷工場長談)、大滝製造部部長 兼 技術課課長を中心としたメンバーが、メルシャンならではの視点で世界のワインをセレクト

2月14日からチリ産赤ワイン、オーストラリア産白ワインを販売開始

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▲新ブランドワイン「ワールドセレクション」

 

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横浜生まれのキリンビール、神奈川県内に工場があるキリンビバレッジ、メルシャン。地元の企業が元気がよいと、地域全体も活性化しますね! 2017年の展開に期待します!

 

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ホテルニューグランド「ザ・カフェ」に登場した新たな伝統料理とは

およそ90年の時を刻んできた、ホテルニューグランド。本館1階のコーヒーハウス「ザ・カフェ」では、日本の洋食の礎を築き、その楽しみ方を日本中に広めたとされる初代総料理長 サリー・ワイル氏の名物料理が気軽に味わえます。2016年10月の本館リニューアルオープン後、ホテルに伝わるサリー・ワイル氏のレシピから新メニューが加わりました。

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ホテルニューグランド 外観

 

そのひとつが「スパゲッティ ボロネーゼ」。しっとりとした牛肉の味わいが口いっぱいに広がります。見た目は素朴ながら、自宅では絶対に再現できない複雑な味。ホテル発祥メニューのひとつ「スパゲッティ ナポリタン」に続く、新定番の登場です。

f:id:travelyokohama:20170127023656j:plain▲スパゲッティ ボロネーゼ(1944円)

 

もうひとつが「チキンのクリーム煮 パイケース詰め」。サクサクっとしたパイの中に、チキンのクリーム煮がはみだすほどに詰めてあります。ホテル発祥メニュー「シーフードドリア」のように、クリームソースのなめらかさとやさしい味わいがたまりません!

f:id:travelyokohama:20170127023715j:plain▲チキンのクリーム煮 パイケース詰め(2268円)

 

サリーワイル氏のレシピではありませんが、ホテルに伝わるレシピで作られた「パンケーキ」も新たに加わったメニューのひとつ。上品な薄いスタイルのパンケーキで、しっとり・ふんわりした食感に驚くことでしょう。軽い食感の生クリーム、メイプルシロップ、はちみつが添えてあります。

f:id:travelyokohama:20170127023729j:plain▲パンケーキ(1296円)、コーヒー(810円、おかわり可)

 

そして、6代目「ザ・カフェ」長谷信明料理長が自信を持っておすすめするのが「本日のキッシュ」。サクサクの生地に旬の食材が詰まった絶品メニュー。この日は菜花と鱈が使われていました。

 

f:id:travelyokohama:20170127023749j:plain▲本日のキッシュ(1566円)……具材は季節に応じて変化します。この日の具材は、菜花、鱈、ベーコン、タマネギ、卵、チーズ

 

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▲6代目「ザ・カフェ」長谷信明料理長

 

そして、イチゴが旬の間だけ提供される「ストロベリーフェア」も開催中。苺パフェ(1458円)、苺クレープオムレット(1242円)、ショートケーキ(756円)が期間限定で楽しめます。美味しさはもちろん、サイズにもこだわって仕入れたブランドイチゴが使われています。イチゴが旬の期間のみ提供されるので、お早目にお召し上がりください(2月下旬もしくは3月上旬まで提供できそうとのことです)。

 

f:id:travelyokohama:20170127023836j:plain▲苺クレープオムレット(1242円)

 

f:id:travelyokohama:20170127023850j:plain▲スポンジ、生クリーム、イチゴがクレープで包んであります。イチゴの美味しさはもちろん、自家製アイスクリームとからめて食べると舞いあがってしまいます!

 

ホテル発祥メニュー「スパゲッティ ナポリタン」「シーフードドリア」「プリン ア ラ モード」だけじゃない! 新メニューがいろいろと登場している「ザ・カフェ」。気のおけないお友だち同士で、ランチやティータイムを愉しんでは。

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▲2016年10月のリニューアルでより明るいインテリアになりました

 

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カニも! ホタテも! 北海道のグルメがブッフェで食べ放題! 横浜ベイシェラトンホテル

横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズでは、2月28日(火)まで、館内レストラン&ショップ(一部を除く)で、「冬の厳選美食 “北海道”」と題し、厳選した北海道の食材を使ったメニューや北海道の地ビールを提供しています。

 

2階 オールデイブッフェ「コンパス」では、「食の宝庫“北海道フェア” produced by 丸水(まるすい)札幌中央水産」と題し、全国で4番目の規模を誇る札幌中央卸売市場にある「丸水札幌中央水産株式会社」の協力のもと、北海道の代表的な食材を使ったメニューを提供するブッフェが楽しめます。

 

肉厚なホタテの炉端焼き風をはじめ、北海道 杉本農産のほっかほかジャガイモの食べ比べ、根室半島の花咲漁港でしかとれない花咲蟹の味噌汁、ジューシーでとろけるような北海道産黒毛和牛のローストビーフなど、オードブルからデザートまで、約50種類のメニューが並びます。

f:id:travelyokohama:20170123021309j:plain▲ディナー限定で、肉がたっぷり詰まったずわい蟹のボイル、揚げたてサクサクの蟹の天ぷらも登場。もちろん、ブッフェスタイルで食べ放題となっています。カニ好きならば、ディナータイムがおすすめ!

 

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▲海鮮丼はイクラ、サーモンなど組み合わせ違いで用意されています

 

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▲焼き立てで提供される、北海道産 殻付きホタテの炉端焼き風

 

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▲カニが入った茶碗蒸し

 

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▲新鮮なイカにもち米をたっぷり詰めた、コンパス特製のいかめし

 

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▲花咲蟹の味噌汁。カニの旨みが口の中に広がります

 

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▲北海道 杉本農産から届くジャガイモ。味や食感が違うジャガイモを食べ比べできます。杉本農産は、江別市で土づくりにこだわった畑で野菜を作って直売する、全国にファンを持つ生産者だそう

 

f:id:travelyokohama:20170123021849j:plain▲北海道産牛肉使用 根室ご当地グルメ オリエンタルライス

 

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▲北海道名物 ジンギスカン。ラム肉がやわらかい~!

 

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▲北海道名物 鶏のザンギ(=唐揚げ)

 

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▲北海道産 ホタテフライ

 

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▲丸水札幌中央水産プロデュース 北海道珍味コーナー。全体的に甘めの味付けで、ごはんにもお酒にもピッタリ

 

f:id:travelyokohama:20170123022614j:plain▲デザートも北海道の食材を使ったメニューが豊富。北海道のクリームチーズやハスカップ夕張メロンソフトクリームなど、“別腹”でどうぞ!

 

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▲北海道十勝小豆を使ったおはぎや北海道十勝小豆醤油餅など「和」のデザートも

 

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▲北海道フェア限定のドリンクメニューも豊富。キリン一番搾り 北海道づくりをはじめ、日本酒「男山」、函館ワイン、北海道の地サイダー コアップガラナなどが用意されています。アラカルトでオーダーできるほか、北海道フェア限定ドリンクすべてが飲み放題になる「フリードリンク(2000円)」も

 

オールデイブッフェ「コンパス」の南料理長は、「実際に北海道に足を運び、生産者の皆さまのこだわりや想いに感銘を受けました。通常、コンパスでは和洋中約50種類のメニューを提供していますが、今回はジャンルにこだわらず、北海道ならではの食材の持ち味を最大限に引き出したメニューをそろえました。珍味のコーナーは何十種類もの中から8種類を厳選いたしましたので、ぜひお試しください」と、今回の北海道フェアへの意気込みを語ってくださいました。

 

「食の宝庫“北海道フェア” produced by 丸水札幌中央水産」は、2月28日まで。時間、料金、予約については、公式サイトをご覧ください。

www.yokohamabay-sheraton.co.jp

「篠山紀信展 写真力 THE PEOPLE by KISHIN」 篠山紀信さんが横浜美術館で語った撮影秘話とは

1月4日から横浜美術館で始まった企画展「篠山紀信展 写真力 THE PEOPLE by KISHIN」。初日の開会式には写真家 篠山紀信さんが来館、ギャラリートークを行いました。自ら写真の前で解説、撮影時のエピソードを披露してくださったようすを紹介します。

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▲作品の前で当時にエピソードを披露する、写真家 篠山紀信さん(2017年1月4日撮影)

 

三島由紀夫 1968年、三島由紀夫 1969年
「死」というものに向かっていくドキュメンタリーのような写真

亡くなる1年前に撮った写真なんです。ご遺族に許可をとられて、雑誌に発表されているので、今回(この写真を)出したんですけれど。《聖セバスチャンの殉教》という有名な絵があるんですけれど、それを真似て……、三島さんの要望で撮りました。この写真を気に入ってくれまして、この後、「死ぬ恰好をするから、それを撮って、写真集にしたい」と。オートバイにひかれたり、出刃包丁を持って「魚の気持ちになってもだえているところを撮って」と言ったり、まぁ、映画の宣伝スチールのような残酷な場面を撮るわけですよ。「血ノリはマックスファクターの3番がいいんだよ」とか。こういうシーンを撮る時は、ちっともノッてないんですよ(苦笑)。

 

で、15カット撮影して、最後のカットを撮って、2週間後にああいう亡くなり方をしたという。僕が映画のスチール写真だと思って撮っていたものが、実は、三島さんが「死」というものに向かっていく、ドキュメンタリーのような写真であったというわけです。未発表のものもあります。残酷なシーンもありますから、ご遺族の方を慮って、写真が世に出せなくなってしまいました。ですが、どんどん時間が経って、三島さんを知る方もだんだん亡くなっていきますし、「お前だけ、貴重な写真をかかえて何事か!」と怒られることもありますし、なるべく近いうちに写真集にして出そうかと考えています。

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▲「GOD」セクションの展示の様子。左から、夏目雅子 1982年、大原麗子 1988年、三島由紀夫 1968年、三島由紀夫 1969年(2017年1月4日撮影)

 

大原麗子 1988年:「あたしがきれいだったらそれでいいんだから」

これ、きれいですけれど、遺影感があると思いません? が、遺影として撮ったものではありません。NHK大河ドラマのポスターを撮ってくれって、頼まれたものなんですね。その役の衣裳を着て撮るのが普通ですけれど、「衣裳なんて、いいのいいの。あたしがきれいだったらそれでいいんだから」と(大原さんが)そう言うんで、「じゃあ、私がきれいに撮りましょう」って撮ったら、本当にきれいに撮れたんですよ、これが。大原さんがものすごく気に入られていたんですけれど……、その後亡くなられました。これが本当に遺影として飾られたんです。この写真、東京の展覧会の時には、天井が真っ黒の中に展示されて、浮かび上がるように見えていたんですね。ある日、おばあさんが、この写真の前で手を合わせていて。拝んでいるんですよ。で、翌日から、この写真の前に賽銭箱を置いてやろうと(場内大爆笑)。そしたら、すごくお金が入って……というのは冗談ですよ(笑)。拝むところまではホント。

 

勝新太郎 1992年:「座頭市、出所」後の決意表明

勝さんが、履いている下駄をポーンと飛ばしている写真。後ろに見えるのは都庁です。勝さんは不思議な方でね、パンツの中に白い粉を入れて、つかまったりする方なんでね。で、しばらく活動を休止していたんですね(笑)。で、出てきたんで、篠山くん、週刊誌に載るので、何かいい写真を撮ってくれないかと(笑)。10数ページの特集で組んだうちの1枚です。タイトルは……「座頭市、出所」(場内大爆笑)。なぜ都庁かといえば、当時、東京で一番高い建物が都庁だったんです。下駄をポーンと飛ばすのは、約束はなかったんですよ。で、勝さんが飛ばした瞬間をとらえた、カメラマンのうまいこと!(場内爆笑)。都庁が、一番高い、権力の象徴だとすれば、「オレは負けないぞ。これからがんばってやるんだ」という、決意表明のような一枚になったという写真であります。

 

山口百恵 1977年:こんな色っぽく撮れると思わなかった

当時の大スターですからね、撮影でまる1日スケジュールをとってもらうのは難しいだろうと、明星とか少年マガジンとか、100万部とか150万部とか発行していた雑誌の3誌分の表紙と巻頭グラビアの企画を持ってオファーに行きました。「それならば」と、スケジュールをとってもらえました。少年マガジンは「百恵、泳ぐ」という企画で、水着を着てもらって、プールで泳いでいるところを撮影して。だんだん日が暮れてきて。夕日でいい感じになって。なぜかそこに沈みかけたボートがあって「百恵さん、ちょっと横になってみない?」と言ったら、「はい、いいですよ」って横になって。それで撮ったら、まぁ色っぽいこと! こんな色っぽく撮れると思わなかった。名作中の名作ですね。この写真でみんなが聞くんですよ。「百恵になんて言ったの?」「どうやって撮ったの?」と。「いやぁ~百恵さんは、単に疲れてたんじゃないの」と(笑)。そういう表情を逃さないというのは、写真のおもしろさですね。

f:id:travelyokohama:20170119014343j:plain山口百恵 1977年、吉永小百合 1988年の前で撮影エピソードを語る、篠山紀信さん(2017年1月4日撮影)

 

吉永小百合 1988年:名女優というのは動物にも好かれる

映画『つる─鶴─』のポスターのために撮った写真です。北海道の、ツルが越年する場所へ行って。ツルは人間が近づくと逃げちゃう。でもね、小百合さんが近づいても逃げないんですよ。ツルと一緒に撮った写真もあるんです。名女優というのは、人間だけじゃなくて、動物にも好かれるという、証拠写真です。

 

後藤久美子 1988年:美術館だからこそ発表できた驚くサイズの写真

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後藤久美子 1988年は長さ9mにもなる作品。4人の後藤久美子さんが登場しています(2017年1月4日撮影)

 

これは4枚の写真を合成──シノラマと呼んでいますが──そういう写真です。僕はこの写真を熊本の美術館で初めて見た時に、驚きましたよ。「おおお~」って。見たことない、こんなに大きい写真は。写真集だとせいぜい観音開き、90cmぐらいのもんですよ。これは9mありますから。ぐわ~ってすいこまれていくような感じがしますよね。やっぱりこれは美術館だな、すごいなと。美術館のことを「写真の死体置き場だ」と僕は言っていたんですが、とんでもない(笑)! 美術館ならでは、美術館だからこそ発表できる作品です。

 

歌舞伎のシリーズ:最先端の技術を使った「現代の浮世絵」

ここにずら~っと並んでいるのは、歌舞伎役者のポートレートです。舞台の、お客さんがいる中で撮影したものです。僕はどこにいるかと言えば、一番後ろ。相当な距離があるんですが、こんなにアップに撮れている。デジカメを使っているから、こういうことができる。1200mmの望遠レンズを使っています。でも、それはあんまり明るくないレンズ。F8ぐらいです。フィルムだと感度が上げられない。でも、デジカメだと12800とか、信じられないぐらいの感度にできる。僕は、これらを現代の浮世絵、芝居絵、そういうものを目指して撮りました。写楽、北斎なんかが描いた役者絵というのは、すばらしいです。それを現代の、今の力を使って実現したと。今でも「フィルムじゃないと」「ライカじゃないと」と言っている人もいますけど……、そりゃあいいですよ、どうぞ勝手にやってくださいと(笑)。こういう風な新しい表現をする、その時代のものを撮るならば、その時代の最先端の技術を持ったカメラで撮らなくてはと。そういう写真です。

 

大相撲 1995年:カメラマンが恫喝して撮った、たいへんな写真

このおすもうさんの写真、どうしてこんなにたくさんいるのかと。ありえない、パソコンで合成したんだろうと、そう思われるでしょう。ですが、これは本当に集まっていただいて、相撲協会70周年を記念して撮影したものです。この時代は相撲が本当に元気な時代で……今でも元気ですが……。皆さんがご存知の贔屓にしているお相撲さんが勢ぞろいしています。行司さんやスタッフ含めて1000人以上いるんですけれど、この写真も、先ほどの後藤久美子さんの写真で出てきた「シノラマ」という手法で撮影しました。この時は、大きな8×10(エイトバイテン)のカメラを3台使っています。後藤久美子さんのように1枚撮ってまた1枚と、カメラをふっていくわけにはいきません。8×10というのは、フィルムが雑誌ぐらいの大きさ。「せーの」でガシャンと3台のカメラのシャッターが同時におちるんです。撮った後、パソコンでつなげていくという作業をしました。

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▲左:白鳳 2008年 右:大相撲 1995年

 

──とまあ、言ってしまえば簡単なんですが、実際にやるのは本当にたいへん。各部屋の名簿を集めて、足元の紙に書いて、そこに立ってもらうと。でね、ピントがなかなか合わないんです。どうしてかっていうと、国技館というのは暗いんですよ。人工的な照明も当ててはいるんですが、デジカメと違って、フィルムというのは感度が200~400にしかならないんです。じゃあ、明るいレンズを使えばいいじゃないか、というわけですが、大きなサイズのカメラのレンズは明るくない。せいぜいF5.6。シャッタースピードがどうしても1秒半かかる。1秒半というのは、けっこう長いんですよ。これを、全員、動かずに、ブレずに、まばたきもせずに、というのは、たいへんな技術。いえ、技術じゃないです、カメラマンが恫喝している(笑)。「いきますよ~! 動かないように~! はいっ!」って。おすもうさんというのは、すごいですね。身体を地面にばーんと落ち着けて、微動だにしない。全員、瞬きもしていない……と言いたいところですが、よ~く見ると、一人だけいる(場内大爆笑)。探してみてください。

 

ACCIDENTS:60日間の複雑な心境がひしひしと伝わる「写真の力」

この部屋には、東日本大震災で被災された方々のポートレートを展示してあります。3月11日、僕は東京にいて、地震に遭った。テレビでは津波の惨状が次々と映し出される。このことをなかったことにはできない。でも、一体、僕にどんなことができるのだろう。そう考えると、暗い、重い気持ちになって、すぐカメラを持って行く気持ちにはなれなかった。そうこうしているうちに、2ヵ月が経った。土木専門の雑誌に「現場紀信」という連載をしていまして、その編集長が「とにかく行って、何か感じたものがあったら撮って。撮れなくてもいいじゃないですか」と背中を押してくれたんです。そして、被災地に行きましたけど、本当にすごい光景。4回行ったんですが、初めは写真が撮れなかった。だんだん、徐々に、この風景は、もしかしたら……、もしかしたら……、美しいのかもしれないと。そう思うようになっていったんですね。誰が作ったものでもない、自然が作った光景だと。悲惨とか怖いとか、そういうことではなく、新しい光景だと。そう考えると、ぜんぜん見え方が違ってきた。その光景は『ATOKATA』という写真集になっています。

 

風景よりも「人」を撮るのが難しかった。60日間というのは被災された方々にとって、それは複雑な時間です。家が跡形もない、親戚縁者がまだ見つかっていない。もう絶望しかないという気持ちと、ここからがんばらなくてはいけないという気持ちと、ないまぜになって、本当に複雑な心境でいらっしゃったことでしょう。そんな方々に向かって「ちょっとこっち向いて」「はい、笑って」と、そんな風に声をかけられる状況じゃない。でも、そんな方々の心境を写真に残しておきたいな、とそう思ったんです。そこで考えたのが、先ほども登場した8×10の大きなカメラを三脚にとりつけて撮影することでした。写真を撮ったらダメという方も多いわけですよ。「いいよ」と言った方だけ、「じゃあ、これで写真を撮らせてもらいますよ。動かないでくださいね」とだけ言って、ピントを合わせて、ガシャンと。2枚か3枚。僕が撮ったというよりも、写真機が撮ってくれた、そんな感じです。今でも写真を見ると、その方たちの心情が克明に残っている。これらの写真を見て、泣いている方も多いのですが、そういう心情がひしひしと伝わってくる、そういう写真です。こういうことができるのも「写真の力」だと、僕はそう思うんですね。被災された方々の、60日間の複雑な心境を撮れたのは「写真の力」だと。で、「写真力」という写真展の最後の部屋に、特別な経験をされた方々の写真を飾らせてもらいました。

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▲ACCIDENTSセクションでエピソードを語る、篠山紀信さん(2017年1月4日撮影)

 

この若いふたり(上写真中央)なんですが、僕が初めに被災地に行った時に、ほったて小屋のラーメン屋みたいなところで、男の子がやって来て「篠山さんですよね? サインもらいたいんです」と。「ふたりは恋人同士なの?」って聞くと、「ええまぁ」と。「じゃあ、結婚するんだ」と言うと、女の子のほうは「うんうん」とうなづくんだけど、男の子のほうは「んん? ああ?」みたいな……ちょっとアヤシイ感じになって(苦笑)。そしたら、女の子が怒っちゃって。「結婚しないの!?」って。「まぁまぁまぁ」と言って、やっと撮れた写真なんですね。で、載せていいっていうから、雑誌とかにバンバン出ちゃって、結婚しないわけにはいかなくなって(笑)。3年ぐらい前に、ふたりの結婚式の写真が送られてきて、「じゃあ、キューピッドじゃないかと。幸せになってよかったな」と。そして、1年ぐらい前に、また写真を送ってくれたんだけれども、今度は赤ん坊の写真。ふたりの。「幸せでよかったな」と。これも「写真の力」ではないかなと。もう、全部の写真が、写真の神様が降りてきたような写真ばかりなんで、ぜひ1枚1枚、ゆっくりご覧になってみてください。

 

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▲「GOD」セクションより、左から、ジョン・レノン 1980年、美空ひばり 1986年、森光子 2008年

 

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▲「BODY」セクションより、左:宮沢りえ 1991年、上段左から:黒柳徹子 1968年、Death Valley 1969年、Twin 1969年 下段左から:The Birth 1968年、Dancer 1965年、20XX TOKYO 2008年

 

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▲入口:ジョン・レノン オノ・ヨーコ 1980年 ※企画展はこちらの前のみ撮影可

 

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▲美術情報センター(3階、入室無料)でも「篠山紀信展 写真力 THE PEOPLE by KISHIN」連動企画が開催中。関連資料コーナーでは『アサヒカメラ』を中心に、篠山さんの写真作品や対談などが紹介された雑誌が展示されています⇒こちら(2017年1月4日撮影)

 

篠山紀信展 写真力 THE PEOPLE BY KISHIN
期間:2017年1月4日(水)~2月28日(火)
場所:横浜美術館
開館時間:10:00~18:00 ※2月23日(木)は16:00まで、2月24日(金)は20:30まで
休館日:木曜日 ※2月23日は開館
入館料:一般 1500円、大学、高校生900円、中学生600円、小学生以下無料
※毎週土曜日は高校生以下無料
※「篠山紀信展」の鑑賞券で、当日に限り「コレクション展」も鑑賞可
URL:http://kishin-yokohama.com/

 

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ラーメンラリー in ラー博、スタート! 店主が「ビックリマンシール」風デザインに

新横浜ラーメン博物館(以下、ラー博)で、1月10日から「ラーメンラリー in ラー博」が始まりました。これは、ミニラーメン(シール付、650円)を食べてオリジナルのシールを集めるというもの。何といっても、あの「ビックリマンシール」をデザインしたグリーンハウスが全店舗のイラストを監修したとのことで、名物店主がビックリマン風に描かれているのがおもしろいです。構想から約1年半かけて実現したらしいです。
 
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▲スタートは「二代目げんこつ屋」から。ビッグサイズのチラシとともに、シール、ゲット!
 
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▲2軒目は「こむらさき」。カリカリにあげた香ばしいニンニクがたっぷり!
 
8つスタンプを集めると、数量限定の「キラキラシール」が1枚もらえます。2月26日で卒業(退店)する「元祖名島亭」のキラキラシールと交換する方が多いそうですよ!